



2026年10月30日
前回のブログ「歯磨き粉をつける前に濡らすのはNG?正しい磨き方の順番」では、お口の汚れをしっかり落とすための正しい磨き方として、デンタルフロスや歯間ブラシの併用の大切さについてお伝えしました。
「それでは実際に、自分にはフロスと歯間ブラシのどちらを使えばいいのだろう?」
お家でのケアに取り入れたいと思ったとき、薬局やスーパーの売り場でそんな風に迷ったことはありませんか?
実は、デンタルフロスと歯間ブラシは「通す場所のすき間の広さ」によって使い分けるのが正解です。
今回は、それぞれの特徴と「自分にはどっちが必要なのか」を見分けるポイントを分かりやすく解説します!

普通の歯ブラシだけでどんなに丁寧に磨いても、歯と歯の間の汚れ(歯垢・プラーク)は約60%しか落とせないと言われています。
残りの40%の汚れが、虫歯や歯周病、口臭の大きな原因になります。
そこで活躍するのが「フロス」と「歯間ブラシ」です。これらを併用することで、汚れの除去率は80%〜90%以上まで跳ね上がります!
デンタルフロスは、細い糸を束ねたケアグッズです。
糸だけの「ロールタイプ」と、取っ手がついた「Y字型・F字型(ホルダータイプ)」があります。ホルダータイプは手軽で便利ですが、部位や使い方によっては取り残しが出てしまうこともあります。最初は、しっかりと汚れを落とせるロールタイプの使い方を歯科医院で習うことをおすすめします。

歯間ブラシは、針金の周りに細かい毛がついた小さなブラシです。
歯間ブラシにはSSS(極細)からL(太め)まで多様なサイズがあります。サイズ選びを間違えると歯ぐきを傷つけてしまい、逆に汚れが落ちなくなってしまうこともあるため、自分に合った適切なサイズ選びが非常に重要です。

判断に迷ったら、以下の基準を参考にしてみてください。
| チェック項目 | おすすめのケアグッズ |
|---|---|
| 歯と歯の間にすき間がなく、糸を入れるのもキツい | デンタルフロス |
| 歯ぐきが下がって、歯の根元に「隙間(三角形のすき間)」が見える | 歯間ブラシ |
| どこを使えばいいか分からない・両方気になる | 部位ごとに使い分けるのがベスト! |
※前歯はすき間が狭いのでフロス、奥歯はすき間が広いので歯間ブラシといったように、お口の場所によって両方を併用するのが最も理想的です。
フロスも歯間ブラシも、間違った使い方やサイズ選びをすると、歯ぐきを傷つけてしまう原因になります。
「自分のすき間に合う歯間ブラシのサイズがわからない」
「正しく通せているか不安」
という方は、ぜひ当院の定期検診にお越しください。歯科衛生士が患者様一人ひとりのお口の状態をチェックし、最適なサイズと正しい使い方のコツを丁寧にご指導いたします!