会話をしたり、食事をしたり、大きな声で笑ったり…
普段の生活の中で、歯並びが美しい人を魅力的に感じる瞬間は多々ありますよね。
一般的に、矯正歯科治療は歯並びを美しくする審美目的のみの治療と思われがちです。
しかし実は、歯や全身の健康を守るためにも非常に意義深い治療であることをご存知でしょうか。
矯正治療なんて自分には必要ないと思っている方も、治療の種類や、治療により得られるさまざまなメリットを知ることで、考え直すきっかけになるかもしれませんね。
矯正歯科治療とは、でこぼこの歯並びや咬み合わせの不具合を、矯正装置を装着することで綺麗に整える治療です。また、見た目だけではなく、歯の機能の改善や、むし歯・歯周病予防の観点からも非常に効果的な治療です。
矯正装置には様々な種類がありますが、いずれも歯や顎の骨に力をかけることで、ゆっくりと歯を動かします。
歯並びが悪くなってしまう原因には、先天的な要因もあります。しかし普段の姿勢や、悪い癖、咬むことが少ない食生活などが関与して、加齢とともに歯並びが崩れていく方も少なくありません。
しかし矯正治療には年齢制限がないため、何歳からでも年齢に応じた適切な治療を始めることができます。
インビザライン矯正は、従来の目立つ矯正装置とは異なり、透明で取り外しが可能なマウスピース型の矯正方法です。
この革命的な矯正方法により、矯正治療を受けていることを誰にも知られずに歯並びを整えることが可能です。
当院は、35年以上の臨床経験と豊富な症例数を誇ります。
精密な診断と治療計画により、あなたの歯の悩みを解決します。
当院は、先進的な口腔スキャナーを導入しています。
患者様の口腔内の状態をリアルタイムで確認し、治療計画を立てることができます。
当院は総合歯科医院です。
矯正治療中の虫歯治療から相乗効果が見込める審美治療まで、口腔内の様々な悩みを一貫して治療できるのが魅力です。
あなたの笑顔の未来のために、私たちと一緒に最適な治療を探しませんか?
インビザラインで、あなたの素敵な笑顔を手に入れる第一歩を踏み出しましょう。
当院の矯正歯科治療は、機能の改善に重点を置いています。
歯並びは審美性の観点から大切ですが、すべての歯がきちんと咬み合っていないと、歯は本来の機能を発揮できないからです。
また、当院では治療前に様々な検査を行うことで、歯列不正や不正咬合の原因を探っています。原因を知ることは、合併症予防にも有効です。
その他、当院の歯科矯正治療には以下の特徴があります。
以前は、抜歯することで得られるスペースを利用する抜歯矯正が一般的でした。
しかし当院では、矯正歯科治療に限らず、できる限り抜歯を避ける治療を心がけています。
徐々に歯並びを乱す恐れのある智歯(親知らず)は原則的に抜歯しますが、それ以外の歯に関しては、抜歯を回避できる治療プランを提案しています。
当院では、お子様の咬合育成を行っています。
咬合育成とは、歯並びの予防措置です。歯並びが悪くなる兆候が見えるお子様に、小さな装置を口の中に入れて過ごしてもらうことで、顎の成長を適切に誘導し、生えてくる歯の歯並びを改善します。個人差はあるものの、大体5歳から12歳くらいまでお子様が対象です。
歯科矯正治療にはメリットが豊富にあり、中には意外なものもあります。
歯並びが良いと、歯磨きがしやすくプラーク(歯垢)がたまりにくいため、虫歯や歯周病の予防につながります。
咬み合わせが良くなることで咀嚼能力が向上し、胃腸の負担も軽減します。現在では、ほうれい線や肌のたるみ、薄毛や認知症、ストレスの緩和に貢献するなど、体にうれしい効果のあることがわかっています。また、噛む力が弱いと将来、要介護認定リスクも高まることが明らかになっています。
咬み合わせが整うことで、顎が本来の位置に戻るため、顔の輪郭の歪みが改善されます。出っ歯で口元が前に出ていた場合は特に、歯科矯正治療を受けることで口元が後ろに下がり、横顔が美しくなります。
歯並びが悪いと、歯と歯の間から息漏れなどして、発音に影響することがあります。歯並びが整うと息漏れが改善され、また舌が動かしやすくなることで発音が明瞭になります。
一見関係なさそうに思われますが、歯並びと運動能力には密接な関連性があります。
奥歯を食いしばって力を込めたい場面でも、咬み合わせが悪いと最大限の力を発揮することはできないからです。
また、咬むときに使う筋肉と、首や肩の筋肉はつながっているため、咬む筋肉のバランスが崩れていると、全身の筋肉まで影響を及ぼします。そのため、矯正歯科治療で咬み合わせを整えることは、筋肉バランスや運動能力の改善にもつながるのです。
矯正治療は自費治療となるため、治療費が高額になります。
矯正歯科治療は、矯正装置を使用してゆっくりと歯並びを整えるので、治療期間が長くかかります。
歯並びがガタガタで、歯がうまく咬み合わない状態のことを不正咬合と言います。
不正咬合には、様々な状態があります。
不正咬合を放っておくと、健康上様々な問題が発生します。
矯正歯科治療では、約1ヶ月に1ミリのスピードで歯が移動します。
歯がどうして動くのか不思議に思うかもしれませんが、実は生体の反応を利用して動かしているのです。
歯は顎骨に直接刺さっているわけではなく、歯根と歯ぐきの骨の間には歯根膜と呼ばれる繊維があります。この歯根膜は、常に一定の厚さを保とうとする性質があるので、その性質を利用し、動かしたい歯に矯正装置で力を加えます。
矯正装置によって圧迫されて厚さが縮まった歯根膜には、元の厚みに戻ろうとする力が働き、骨の吸収が促されます。逆側の引っ張られた歯根膜は、元の厚さまで縮もうとする力が働き、骨の再生が促されます。その結果、歯がゆっくりと移動するのです。
当院では、奥歯を含めた口全体を歯科矯正する「全顎矯正」を行っており、2種類の矯正装置を取り扱っています。
ワイヤー矯正は、従来からある矯正方法です。ワイヤーを調節することで、どの方向にも歯を動かすことができるので、出っ歯や受け口などの難しい症例にも対応可能です。
ブラケットを歯に取り付けて、歯を動かしたい方向を考慮しながらワイヤーを通します。その後、歯科医師が定期的に歯の動きを見ながら、適切な力が加わるようにワイヤーの形や太さなどを調節します。
インビザラインは、取り外しが可能なマウスピース型の歯科矯正装置です。
厚さが0.5ミリと薄く透明なので、装着していることがわからないほど目立ちません。この装置を1日に20時間以上装着することで、歯をゆっくりと動かします。
歯が動くにつれ、1~2週間ごとにマウスピースを交換する必要がありますが、歯の動きを事前にシミュレーションし、最初の段階で全てのマウスピースを受け取ることができるため、頻繁に歯医者に通院する必要がありません。
ワイヤー矯正 | インビザライン | |
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見た目 | 金属のワイヤーが目立つ | 透明で目立ちにくい |
痛み | 調整後は、締め付ける痛みがある | ほぼなし |
通院頻度 | 2~4週間に1回 | 2~3ヶ月に1回 |
平均治療期間 | 2~3年 | 半年〜1.5年、2年(抜歯矯正) |
アレルギー | 金属アレルギーの方は不可 | なし |
歯磨き | 専用ブラシを使用 | 通常通り |
ホワイトニング | 治療中は不可 | 治療と同時に可能 |
口腔トラブル | 金具が原因で口内炎ができやすい | なし |
矯正歯科治療を受ける際は、健康で美しい歯並びを手に入れるため、自分に合った治療法を選びましょう。