

2025年3月27日
同じ歯ブラシを使い続けていたり、強い力で磨いたりしていると、徐々に毛先が広がってきます。
新品の歯ブラシの整った毛先ならしっかり除去できていた歯垢も、このような毛先では除去率が約4割も低下してしまうと言われています。
さらに、このような歯ブラシは歯みがきの際に歯ぐきを傷つけ、出血の原因にもなりかねません。
もしご自宅の歯ブラシの毛先が広がってきたら、歯の健康のためにも早めの交換をおすすめします。
また、歯ブラシの毛先が広がった状態は交換の目安になりますが、期間的には3週間から1ヶ月に相当します。
ただし、1ヶ月続けて使用した場合は、たとえ毛先が広がっていなくても歯ブラシを拡大して観察するとナイロン製の毛先が細くなっていることが多いので、歯垢の除去率が低下しています。
もし、2週間程度で毛先が広がってしまう場合は、歯ブラシ圧(磨く力)が強すぎるか、歯ブラシの毛の材質が悪いことが考えられます。ホテルや旅館の客室に備えられている歯ブラシの毛先が数日で広がってしまうことは珍しくありません。
できれば、歯科医院で患者様のお口の状況に適した歯ブラシを購入されることをお勧めします。
逆に、1ヶ月以上経っても歯ブラシの毛先の変化が少ない場合には、歯ブラシ圧が弱すぎるか、そもそも歯磨きの時間が短すぎることが考えられます。
歯ブラシの毛先がまだピンと立っていても…実は使い始めてから約1ヶ月経過している歯ブラシは、知らないうちに細菌の温床になっています。
歯ブラシを3週間も使い続けると、約100万個もの細菌が繁殖すると言われ、その数は驚くことにトイレの水の80倍に相当します。
たとえ見た目が綺麗でも、1ヶ月以上使っている歯ブラシは、むし歯や歯周病、口臭の原因になりかねません。
できるだけ清潔な状態を保つためにも、歯ブラシは1カ月ごとの交換をおすすめします。
歯ブラシの使用後のケア次第で、細菌の繁殖を防ぐことができます。ポイントは以下の通りです。
歯ブラシは湿った状態が続くと、細菌が活性化し、周囲の栄養分を取り込んで繁殖します。
そのため、歯ブラシは使用後に流水でしっかりと汚れを洗い流してから、しっかり乾燥させることが大切です。
歯ブラシは湿気の多い場所では乾燥しにくく、細菌の繁殖リスクが高まります。
できるだけ風通しの良い場所に保管するようにし、置き場となるコップや専用スタンドを清潔に保つことで細菌が繁殖しにくい環境をつくりましょう。
意外とやってしまいがちなのが、使用後に歯ブラシキャップをつけたままにすること。
キャップをつけた状態では、歯ブラシは乾燥しにくく湿度の高い状態が続いてしまうため、菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
歯ブラシキャップは歯ブラシをポーチなどに入れて持ち出す時などに使うようにし、その際は、ブラシが十分に乾いた後にキャップをつけるようにしましょう。
歯ブラシは、毎日の歯みがきで欠かせないパートナーです。
毛先の劣化や細菌の繁殖といったリスクを防ぐためにも、以下のポイントを心がけましょう。
歯ブラシの定期的な交換と正しいケアで、常に健康な口内環境を維持しましょう!