2024年8月14日
歯を大切にしたいという思いは 皆さんお持ちだとは思いますが 何らかの原因で歯を失ってしまうこともあります。
そんなとき我々歯科医師が 最初に考える治療法はインプラントです。
その理由は、 ブリッジや部分義歯とは次元の違う 多くの利点があるからです。
それほどまでに一般的となったインプラント治療ですが、 その歴史を振り返ると、 噛む機能の回復が第一の目的でした。 インプラントは取り外しの義歯からの解放をもたらし、 硬い物~粘着性の食べ物まで、 何でも不自由なく食べられる喜びを与えてくれました。
現代のインプラント治療:機能と審美性の両立
そして今や、噛む機能の回復に加えて、 審美(見た目)の回復が求められる時代となっています。
天然の歯と遜色のない治療を行うためには、 「正確な場所へのインプラントの埋め込み」、 「失われた骨の再建」、 そして「歯肉の移植」 の全ての処置が適切に行われる必要があります。
初診時の患者さんは、痛みに加えて、 治療後の自分の姿をネガティブに想像され、 悲嘆されていました。
もちろん、全てのケースで完璧な治療ができる訳ではありませんが、 治療技術が着実に進歩していることは紛れもない事実です。
当院では今後も、不安や悩みで苦しむ患者さんに 寄り添った治療を目指したいと考えています。